honn blog Diary

watching reading shopping

脈拍数の計算式、ジョギングにちょうどいい負荷基準

 

Qちゃんこと高橋尚子さんの脈拍数。平常時は「1分間で35回」というお話が興味深いです。成人の平均が60~70回とのことで、数値の低さ、心肺機能の高さに驚かされました。マラソン選手の心臓、心拍1回で通常の約2倍、血液を押し出すポンプの力が強いのですね。

 

走ると速くなる心臓のドキドキ。ランニングペースの目安となる「脈拍数の計算式」のくだり。年齢で変わる目標数がおもしろい。

 

 

そして初心者には、自分に適したペースを知るために目安となる脈拍数の計算式があります。

 

「138-(年齢÷2)=目標脈拍数」

 

この公式で出た目標脈拍数が、いわゆる「おしゃべりしながら走れるペース」の目安、ゆっくりとした、いわゆるジョギングのペースの目安です。

 

30歳の人なら123回、50歳の人なら113回。

 

マラソンは毎日走っても完走できない

 

 

小出監督も、学生時代の脈拍数は30回前後とのこと。スピード練習で追い込んだ結果、減少したとご紹介されていました。平常時の脈拍は、トレーニングで減らすことがきる、心臓は鍛えられるのですね。

 

高橋尚子さんの心臓は、一般人の大きさと変わらない、というのがびっくり。スポーツ心臓になってないというお話、印象的でした。

 

 

マラソンは毎日走っても完走できない 角川SSC新書

小出義雄