以前、骨格の説明で「胸郭が開くと骨盤が締まる」といった内容のDVDをみました。逆に、胸郭が締まって骨盤が開いてると、内臓を支える器が広がって、ぽっこりお腹になるといったお話だったように思います。最近読んだ本にあった「空気お腹タイプ」のくだりと関係してるように感じました。
やせているのにお腹の中央部がぽっこり出ているタイプでは、ほとんどの場合、腸に空気がたまっています。空気が入っているため、お腹を押すとやわらかく、引っ込みます。
前首・前肩の前屈みの姿勢でいると、胸郭の上部が狭まります。すると、肺が圧迫され、肺の容積が少なくなるのです。そのため、吸った空気の一部が胃や腸へ押し下げられ、お腹にたまってしまいます。
胸郭が閉じた状態は骨盤が開いた状態で、吸った息が腸に溜ることで空気太りになるということなのかも。胸郭と骨盤。胸式呼吸と腹式呼吸。お腹がでる姿勢、呼吸と体型を考えるきっかけになりました。
水分で太る「水太り・むくみ」、食べすぎで太る「脂肪太り」。でも、食べなくても太ってしまうという方もいらっしゃいますよね。姿勢の悪さ、胸郭の使い方で太る「空気太り」してるということなのかも。
ちなみに、排出しきれなかった空気でお腹が膨らんでも、大腸にたまった空気はオナラとしてお尻から、小腸にたまった空気はゲップとして口から排出されるそうです。空気が出せずに貯め込んでるぽっこりお腹。一冊の本だけでは理解が進まなくても、別の本がヒントになる感じ、読書の醍醐味ですね☆
くびれのしくみ 胸郭を整えると、お腹はどんどん引き締まる / 南雅子
ベリーダンスをされてた先輩、ウエスト細くてお腹ペッタンコでした。ダイエットの秘訣をお聞きしたら、「きついスカートで痩せる」と話してくださいました。もしかしたら、骨盤を締めて胸郭を広げるコツだったのかも?