土鍋のひび割れから、水がポタポタと垂れるようになりました。「目止め」を忘れて使い始めてしまった土鍋、使用期間は二年くらい。
使う前に行う最初のお手入れ、お粥を炊いての目止め、しっかりしておかないと、こういうことになるのですね。土鍋にもうしわけないです(T^T)
裏側も大きな亀裂。
温めると水滴がポタポタしてきます。
味噌鍋、寄せ鍋、豚バラ肉と白菜のミルフィーユ、シチュー、そして、ラーメン・そば・うどん、麺やパスタを茹でるときも、レトルトのパックを湯煎で温めるときも、ほぼ毎日つかってたお鍋、今日まで頑張ってくれてありがとう。
土鍋の目止め、最初にお粥を作ることを父から教わりました。改めて調べてみて、窯元さんのHPが興味深いです。
目止めとは、使い始めの土鍋や水漏れする土鍋にお粥を炊き込む作業です。お粥を炊くことで米のでんぷん質が土鍋の細かい気孔を埋め、水漏れを防ぎます。特に伊賀土鍋は粗土を使用しているので、米の研ぎ汁ではなく、必ずお粥で目止めをします。
以前、一人暮らしのときは、家にあった古い土鍋をもらったので、ダメにしたこのお鍋の前のお鍋がはじめての目止めでした。お鍋はフライパンよりも長持ちしますよね。
ちょっと小さいサイズだったので、一回り大きな土鍋に買い替えたのが2年前くらい。このとき、目止めを忘れて使い始めてしまっての今日です(T-T)