伏線回収に驚かされる伊坂幸太郎さんの作品。デビュー作品の「オーデュボンの祈り」は気になっていたのですが、何度か挑戦して挫折してました。日本から忘れられた孤島、案山子が言葉をしゃべるなど、設定がちょっとファンタジーっぽいことに抵抗を感じたのかもしれません。漫画化されてると知って、これなら最後まで読めそうと思ってお取り寄せしました。
漫画 オーデュ本の祈り 上・下
原作:伊坂幸太郎 / 漫画:木村哲也
とても読みやすいですね。サクサク楽しく読めて、推理ものとしても謎解きが興味深いです。漫画のキャラクターイメージで小説を読んだら、今度こそ読破できるかも。漫画では描写されてないところ気になってます。欲を言えば映画化して欲しい。舞台で上演はされているようなのですが、映像化はされてないみたいなので残念。
オーデュボンの祈り
著者:伊坂幸太郎
「伊藤」役は坂口健太郎さん希望で、見た目が熊っぽい「轟」さん役は吉田鋼太郎さん……これだと「光のお父さん」のキャスティングですねw