デスノートのその後が描かれてる短編集。死神リュークが、新しいデスノートの所有者と出会う物語がおもしろいですね。キラの名前が道徳や世界史の教科書に載ってる世界。N(ニア)も登場していて、OVAで良いのでアニメ化してほしい作品です。
「キラって戦争を無くして犯罪を激減させたあのキラだろ」
「その若さでよく知ってるな」
小学校の道徳、中学校の世界史の教科書に名前が載ってると知って、「偉人扱い」されてると勘違いするリューク。教科書では「悪」や「テロ」として紹介されてるらしいですね。ただ、松田さんと同じように、犯罪抑止力としてキラを肯定する人たちも多いことがわかるワンシーン。
続いて「個人名は言えないが覚えてる全てを教えてやるよ」と、新しい所有者に過去の経緯を説明するリューク。夜神月の名前を明かさないリューク、とても律儀なのが印象的でした。
DEATH NOTE短編集
小畑健, 大場つぐみ
◎夜神月とLの結末のその後を描いた「Cキラ編」
◎死神リュークと出遭った田中実が驚くべき方法でデスノートを使った「aキラ編」
◎最初のデスノートの物語「鏡太郎編」
◎Lの日常と過去「L―One Day」「L―The Wammy's House」
上記の読切他を収録した珠玉の短編集。