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選択肢が多いと、売り上げが下がる?

 

ジャムの販売実験が興味深いです。6種類のジャムを並べた売り場。24種類のジャムを並べた売り場。どっちが売れるかという検証。6種類の方が売れたそうですね。選択肢が多いと、試食する人は増えて、売り上げが下がる結果に驚きました。

 

 

「選択肢が多すぎると、人間は選べなくなる」

「選択肢の数を絞り込むと逆に売り上げがあがる」

 

ジャムの実験の結果は、産業の各分野に衝撃をあたえ、企業は、様々な形でこれを取り入れていきました。

 

たとえば、プロクター&ギャンブル(P&G)は、26種類あったフケ防止シャンプーのうち、売り上げの少ないものを廃止して15種類に絞ったところ、売り上げは10%もはねあがった。

 

選択日記 The Choice Diary 

 

 

昔、読みたい本が多過ぎて、どれも読めない時期がありました。読みたい気持ちが同じくらい、どれから読み進めたら良いのか選べない。どれでもいいはずなのに、どれでもいいからこそ陥るビュリダンのロバ状態。選択肢があるから迷う。選択肢が多いと選べない。人間の心理が知りたくて、関連書籍を探してました。

 

選択肢が多いことには、3つの弊害があるそうですね。

 

 

1. 選べなくなる

2. 選択肢が多ければ多いほどひどい選択をするようになる

3. 選択肢が多すぎると、人は選んだ結果に満足しない傾向がある

 

 

選択肢は増やさない方が良い、ということがよくわかりました(^-^)

 

 

 

選択日記 The Choice Diary

シーナ・アイエンガー, 櫻井祐子