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炭水化物を抜くと「カーボ・ローディング」でリバウンド?

 

マラソンランナーの持久力アップ。「カーボローディング」を行って、運動するときに使われるエネルギー「グリコーゲン」を意図的に蓄積。「グリコーゲン・ローディング」とも呼ばれる栄養摂取の裏技。炭水化物の食べ方を変えるだけで、体力をコントロールできる方法がおもしろいです。

 

 

人間の体は、一定期間炭水化物を摂らずにいると、炭水化物を蓄積しやすい体質に変化します。つまり、その状態で炭水化物を摂ると、炭水化物はエネルギー源であるグリコーゲンとなって体に蓄えられるということです。


このグリコーゲンは、運動で消費できれば問題はないのですが、消費できないと脂肪になって体内に蓄積されます。


これをスポーツ生理学の分野では「カーボローディング」と呼んでいますが、マラソン選手や水泳選手は意識的に行います。たとえば、競技の数日前まで炭水化物を少ししか摂らない期間をつくり、競技の直前になって一気に食べるのです。

 

第3のダイエット法 体幹部エクササイズ

 

 

炭水化物を食べないだけで痩せられる糖質制限のダイエット。ごはん、パスタといった主食をやめると体重が減る。でも、ふたたび食べ始めると、リバウンドで太る。これは、アスリートが行っている「カーボローディング」を、運動しないで行っているのと同じことのようですね。

 

米や麺類、使われなかったエネルギーは脂肪として蓄えられる。不足状態が続くと、貯蓄力がアップする。使われる分だけ、定期的に摂取するのが一番よいのだと勉強になりました。

 

食べないダイエットをすると、脂肪ではなくて筋肉量が減って基礎代謝が減少。エネルギーを使わない身体になった上に、グリコーゲンを貯めやすい体になる。カーボローディングでリバウンド体質を作ってるわけで、太りやすいのだと納得。それに、体重計の数値は減っても、腹部が引き締まってなかったりして、理想的な痩せ方にならないですもんね。

 

 

 

第3のダイエット法 体幹部エクササイズ (講談社の実用BOOK) 

中野ジェームズ修一