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日本の土地、cm単位で東に移動してる? / 国土地理院

 

牡鹿半島が5メートル東へ動いた東北地方太平洋沖地震。国土地理院さんの公式HPに掲載されているデータ「地震時の地殻変動と地震後の余効変動(発表日時:令和2年3月9日)」が気になりました。毎年更新されている特集ページみたいです。

 

 

特集・平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震から9年 | 国土地理院

 

 

びっくりしたのは、年々、少しずつ東へと移動しているという測定結果。日本列島の一部分、昨年1年間だけで最大4センチ動いていたそうです。

 

 

 

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生により、牡鹿半島周辺で、水平方向で5mを超える地殻変動が観測されました。

 

地震後も続く余効変動により、本震8年後から9年後までの最近1年間で最大約4cmの変化が観測されており、本震前から9年間の累積の地殻変動は、牡鹿半島周辺で、6mを超えています。

 

 

特集・平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震から9年 | 国土地理院

 

 

 

大昔、地球にあったのは一つの巨大な大陸だったという大陸移動説。南アメリカ大陸の東側、アフリカ大陸の西側、海岸線がパズルのようにぴったりはまる形。地殻変動の説を聞いたことがありますが、地面は本当に動くのですね。

 

東北地方太平洋沖地震から10年目。余震もまだまだあって、余震以外の地震発生も増えた印象。引っ張られてる日本が、元の位置に戻ろうと反発してるのでしょうか。それとも、このままずるずると東へ移動し続けるのでしょうか。

 

東京ーサンフランシスコ間の距離は、ざっと8000km。日本列島が年間4cm東へ進むと仮定。単純計算で「8000000cm÷4cm/yaer=2000000yaer」になりますね。つまり、約200万年後には、日本列島がアメリカ大陸の一部になるなんて可能性も?これは、ちょっと極端すぎですね。プレート的には本州が2つに分裂しそう。

 

掲載されている図表をみますと、北米プレート上の本州東部(東北地方、関東地方)だけが東へずれている。北米プレートの境界線、巻きこむように、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが北上しているように見えます。

 

3つのプレートが集まる境界付近には富士山。噴火の刺激になったら怖い。1707年10月28日に、南海トラフで宝永地震。同年12月26日、富士山の宝永大噴火。プレートの移動、なにか関係してそうな印象を受けました。