「インターネット上で正しい答えを得る最良の方法は質問することではなくて、間違った答えを書くことである」
正解率14%、アプリの「みんはや」さんで出題されたクイズ。「カニンガムの法則」を答える問題が印象的でした。SNSで入力ミスを指摘したくなる感情を利用する。真実を探すために、誤りが手段となるのですね。
人が人の間違いを指摘したくなる心理。法則の詳細が知りたくて調べてみました。フランスのことわざ「偽りを説いて真実を知る」も興味深いです。
2. カニンガムの法則
これはスキットの法則とも関連がある。カニンガムの法則によれば、「ネットで正しい答えを得る最善の方法は質問するのではなく、間違った答えを投稿すること」だ。
ネットの住人は助けを求める声はすぐ無視するが、最初の投稿主よりも自分の方が賢いことをひけらかす衝動には耐えられないのだ。
この法則はスティーブン・マクギーディが提唱し、法則の名前はWikiの発案者であるウォード・カニンガムから取った。スティーブンによると、ウィキペディアはこの法則の一番有名な例だという。
カニンガムの法則はフランスのことわざ「precher le faux pour savoir le vrai」(偽りを説いて真実を知る)をインターネットで応用したものとされる。
詭弁、あら捜しなど、ネット上で良く見る書き込みはある法則に基づいていた。目からウロコの面白い10の法則・効果 : カラパイア
名前の由来となってるウォード・カニンガムさん。wikiとよばれるソフトウェアを開発された方なのですね。それに、誰でもが編集や書き込みができる「ウィキペディア」のシステムは、カンニガムの法則で支えられてるのですね。
「みんなで早押しクイズ」さんに出題が集まるのも、カニンガムの法則なのかも。みんはやさんのおかげ、身近なものの由来や語源を知るきっかけが増えました。とてもありがたいです(^-^)