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苗字の「九」と「十」の読み方は?

 

江戸時代、道場や商店で実際に使われていた看板。

 

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「鎌」と「輪」と「ぬ」の3つで「構わぬ」と読むそうですね。以前、スクール革命さんのクイズ問題として出題されていました。出典となっていた書籍をお取り寄せ☆

 

 

道場では、「見ていくのは構わぬが、手合わせはダメ」という意味で、商店では、「営業中だから入ってきて構わぬよ」という意味で用いられていたとのこと。

 

千年クイズ 日本人の脳を活性化してきた平安〜昭和の名作謎解き集 (NAZO-BOOKS)

 

 

万葉集や徒然草の言葉遊び、江戸時代に流行した判じ絵・看板・なぞなぞ、明治から昭和期にかけての隠語など、時代ごとの名作がおもしろい。今も昔も「謎解き」ブームがあったのですね。楽しいことはいつの時代でも楽しいのだと感じました。

 

とくに、興味深かったのは苗字の問題。漢数字の「九」と「十」、それぞれ一文字で何という読み方になるのか。実在する名前の由来、とても興味深いです。

 

「九」は「いちじく」とのこと。一文字だけで九と読めるので「一字・九」ということらしいです。「十」は一文字で「つなし」というお名前。ひとつ、ふたつ、みっつと数えていくと、「十(とお)」には「つ」が付かないことが語源とのこと。

 

なるほど「十」には「つ」がないですもんね。そういえば、10以降は何と読むのでしょう?新たな疑問が気になりました(^-^)

 

なぞなぞで面白かったのはこちらの一問。

 

 

孤独な

ひらがなは

誰と誰?

 

千年クイズ 日本人の脳を活性化してきた平安〜昭和の名作謎解き集 (NAZO-BOOKS)

 

 

シンプルなものほど、答えがわかったときの爽快感が心地よいですね。気づけた喜び、脳が喜んでる感じ。謎解きはスポーツと同じような達成感がありますよね。

 

 

 

千年クイズ 日本人の脳を活性化してきた平安〜昭和の名作謎解き集 (NAZO-BOOKS) 

清水文子