テレビに繋げてる線。テレビのアンテナコード、DVDレコーダー、ゲーム機のHDMI、録画用ハードディスク、ビデオ映像入力のAV端子。テレビの裏側は配線で混戦状態ですね。
ひも状の長いもの、2本以上あるといつの間にやら絡まってる。結んだ記憶はないのに、結び目までできててびっくり。とても不思議です。本数が多ければ多いほど絡まりやすくなる?
江戸時代の儒学者 佐藤一斎さんの本。指導者のバイブルと評価の高い「言志四録」がおもしろいですね。
ものが一つ増えると、やることが一つ増え、やることが一つ増えると、わずらわしいことが一つ増える。
(中略)
「元」帝国の創設者ジンギスカンを補佐した名宰相・耶律楚材の「一利を興すは一害を除くにしかず」という言葉がある。「文化国家論」を唱え、歴代首相の中では教養人だった大平首相も、よくこの言葉を揮毫していた。
利益になることを一つ新しく始めるよりも、いま、害になっているものを一つ除くほうに力を注ぐべきだ、ということである。
利益を増やすよりも、実害ひとつ減らした方がスッキリする。便利を増やそうとつながるコード、繋げるコードが減ればこんがらがることもないですもんね。減らせるものなら、どんどん減らしたほうが快適になるのかも。解釈違いかもですが、とても興味深いです。
佐藤一斎, 岬 龍一郎