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ジャンケンで勝った方が1手させる「遊び将棋」のルール

 

将棋の駒を使った遊び。周り将棋、はさみ将棋、将棋くずし……将棋のルールとは別な遊び方はそれくらいだと思ってました。将棋をアレンジした「あそび将棋」の特別ルールがあるのですね。漫画「マサルの一手!」の2巻、コラム枠(?)に掲載されてる「マサルの将棋道場」が興味深いです。

 

「ジャンケン将棋」

「ついたて将棋」

「影武者将棋」

「トランプ将棋」

「王手将棋」

「資本還元将棋」

 

「ジャンケン将棋」は、じゃんけんして勝った方が駒を一手うごかせるもので、棋力に差があっても、運の要素で勝てる可能性があるのがおもしろいですね。大人と子供、実力の違いがあっても一緒に遊べる……ジャンケンも将棋も弱かったら、駒を全部とられてストレート負けしそうですね(T-T)

 

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「資本還元将棋」は持ち駒を4枚までしか持てないルールで、これも楽しそう。4枚持った状態で、さらに相手の駒を取ってしまうと負けになるので、取るに取れない縛りルール。そのほか、ついたてで目隠しして好きなように駒を配置してから戦う「ついたて将棋」、先に王手した方が勝ちになる「王手将棋」、王様を任意の駒(飛車・角以外)に決められる「影武者将棋」など、パズル要素が楽しい。読みや定石とは別の頭を使いますね。普通に遊んでも勝てないので、縛りルールなら良い勝負ができるのでは?と、ちょっと期待してます☆

 

 

マサルの一手!

作画:村川和宏 / 監修:森内俊之

 

ちなみに、漫画を監修されてるのは森内俊之 十八世名人(連載当時は九段)で、攻めの羽生善治さんとは違った守りの強さが印象的なプロ棋士さん。日曜日に放送のNHK杯将棋トーナメントで、森内さん、羽生さん、藤井聡太さんのどなたかが対局のときは見てます。森内名人監修の漫画があると知って、全3巻セットでお取り寄せしました(^-^)