著者さんは、地震雲を見分けることで予知されている方。当ったものもあり、外れたものもありで100%ではないようですが、まったく無関係とも言えないように感じました。これだけ当るのは、たまたま(偶然)にしては出来すぎる感じですから。
とくに、雲の形(波状)で地震の方向まで予知できるというのが驚きです。震源地からまるで波紋のように外へ外へと大きく広がっているみたいです。あまりマスコミやテレビで報道されないのは、地震雲でパニックになってしまうことを避けているから?
今のところ、まだ不確実(不安定な)予測ですし、適当なことは言えませんもんね。もっと精度が高くなったら効果的な予知システムとして運用されますかね??でも、不明確なりに「何となく近日中に大地震が起こるかも」といった身構え、心の準備が出来た方がちょっと安心ですよね。
作者: 上出孝之
出版社/メーカー: 北國新聞社出版局
発売日: 2003/07
メディア: 単行本
asin:4833011530
もくじ
第1章 地震と地震雲
第2章 地震雲の特徴
第3章 私の地震予知記録
第4章 地震の心構えその他