中島敦さんの「名人伝(「不射之射」)」を林先生がどう読まれ、何を感じて、どのような解釈をされているのか…林先生の視点、感性での分析に興味がわいて読みました。
解説されているのは有名な著作なので、読んだことがあるものが多く、こういった感じ方、考え方があるのかととても面白かったです。
作品を楽しむための知識があると見えているものが違うのですね。書かれた時代背景など知っている、引き出しが多い方が、描写されている世界をもっと深く読み込めるのだと勉強になりました。
読んだことがない本も、自分ではどう感じるのか読んでみたくなる解説書ですね(^-^)