本当は、目的を達成するための手段。でも、目的と手段が逆転して、手段のために目的を考えること、とても楽しいですね。ディスカウントショップやリサイクルショップめぐりをしてると、「1点ものが安く手に入る」という手段を達成するために、「これ何に使おう」と目的を考えてる。
リサイクルショップめぐりが好きで、年に数回、ハードオフさんやオフハウスさんのハシゴ旅してます。目的の商品があるわけではなくて「欲しいもの」を探してる。「これ便利」と「こんなに安いの」という出会いにワクワク、物欲の満足感、嬉しいが満たされる。
買うために理由は後付け。でも、買って満足ではなくて、モノとの出会いで生活がちょっと軌道修正。道具のために毎日が変わる。定位置を作るためにスペースを空ける。それを使うための習慣ができる。これも楽しい。
モノとの出会いで「こういう選択もあったんだ」という気づき、変わらない日常にちょっとした変化と成長。人生、こういう感じで「何者かになる」が方向づけされてくのかもですね。
読書も好きで、読書するために目的を探してて、目的がないと楽しく読めてない。「読みたい」という感情を満たすために読んでたはずなのに、読むために「読みたい」と思える目的を求めてる。手段を継続するための目的さがし、生きてる充実感はこういうころにあるのかも、と感じました。
