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6秒の限界、筋肉を使い分けて100メートルを走る? / ワンナウツ

 

ワンナウツに登場する世界最速の男「ジョー・ケリガン」。筋肉の持久力には6秒の限界があって、「10秒間走る100メートル走はじゅうぶん持久走」という考え方が印象的でした。加速、疾走、失速、段階ごとに筋肉を使い分けて走る方法が興味深いです。

 

 

さっきも言いましたが

筋肉がピークの力を出し続けられるのは

せいぜい6秒

 

だからその

6秒一杯までみっちり大腿四頭筋に

働いてもらうわけです

 

(中略)

 

ゆるやかに

体を起こすことをしながら

推進力の主役を

大腿四頭筋から

大腿筋膜張筋と内転筋に

移行させているのです

 

最終的には

外腹斜筋や

腹直筋までも

動員してトップスピードを

維持

 

序盤

これらの筋肉を

温存していたおかげで

ゴールまできっちり

パワーをしぼりだす

ことができます

 

ONE OUTS 7 (ヤングジャンプコミックス) 

 

 

スタートダッシュの前傾姿勢、加速段階では「大腿四頭筋」

スピードがのった疾走段階では、「大腿筋膜張筋」と「内転筋」

脚の筋肉が疲労した失速段階では、「外腹斜筋」や「腹直筋」

 

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100メートルダッシュは、脚だけ疲れるものだと思っていたので、ロケットのように段階で筋肉を使い分けるという発想に驚きました。筋肉から筋肉への連携、とても難しいテクニックですよね。引用元など掲載されてなかったのですが、フィクションでもなさそう。陸上競技の体の使い方、詳細が知りたくて、走り方の本をあれこれ取り寄せてます(^-^)

 

 

ONE OUTS 7 / 甲斐谷 忍