高校の書道部に入部した大江縁くんの3年間を描いた漫画『とめはねっ!』。練習、合宿、パフォーマンス披露、大会に応募というとてもシンプルな内容なのですが、書道の知識が学べる興味深い物語ですね。
とくに、同級生で大江くんをライバル視している望月さん、柔道部との掛け持ちという展開がとても良いアクセント。大江くんとの恋模様もこの作品の魅力ですね。
書道で字がうまくなる、書く腕前が上達するステップは、自分の書(文字)と出会う道筋。守破離の道が描写されていて感動しました。読み進めるほどに面白く、後半、読み終えてしまうのが惜しいと感じつつ、コミックス全14巻を読破。久々に、もっと続きが読みたいと思える漫画と出会えました☆
作者:河合克敏(著)