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「強きをけなし、弱きを笑う」は大衆の快感原則? / 機動警察パトレイバー 13巻

 

機動警察パトレイバーの敵役・シャフトエンタープライズ企画七課課長“内海”さんの言葉。週刊パトスについて部下の黒崎君と語るくだり。

 

 

週刊誌の作り方知ってるかい?


強きをけなし
弱きをわらう。


勝者のアラさがしで庶民の嫉妬心をやわらげ、敗者の弱点をついて大衆にささやかな優越感を与える。


これが日本人の快感原則に一番合うんだな。

 

 機動警察パトレイバー 13

 

 
この「強きをけなし、弱きを笑う」は、原作ファンにとっては名言ですよね。アニメ版は、原作の単行本とは大きく路線変更してますから、こうしたシャフトサイドの名場面(珍場面も)が割愛されてしまっているのが残念。


漫画の中のコメントとはいえ、的を得た絶妙な表現に感じますよね。他人の不幸は密の味ともいいますし、やっぱり下世話な話が大好きってのが人間の性分かと。自分と他者との比較してしまう心理が根底にありますよね。

 

自分より上(強き)…会社の上司の悪口・不平不満を言う
自分より下(弱き)…自分の部下や年下の後輩のダメなところを笑いものにする


そうした光景は日常でよく見かけますもんね(^^;

 

 

 

 

機動警察パトレイバー 13 (少年サンデーコミックス)

作者: ゆうきまさみ