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沈黙入門 / 小池龍之介

 

みんな自己主張したい。他人の自己主張は聞きたくない。先人が残してくれた格言の数々に表れてますね。「口は災いの元」「沈黙は金なり」「言わぬが花」「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といった言葉、ことわざの意味を痛感する内容。

 

沈黙入門 (幻冬舎文庫)

作者: 小池龍之介


言いたいこと、思ったことを黙っているには、自分の感情を理性で制御。心をコントロールすると同時に、積極的に「諦める」ことが大切なことなのかも。「最低限これだけは」というハードルを下げること。

自分(相手)に求め過ぎないこと
自分(他者)に期待しすぎないこと

言葉が止まらないときは、脳がアクセル全開で暴走しているようなもの。「身の程を知る」「足るを知る」といったブレーキをかけつつ、意欲の加速を、抑制で減速させる。バランスをとるためには、プラスマイナスゼロで相殺する意識がポイントなのだと感じました。