たまに読みたくなる本。何度か手放そうとしてますが、処分できずに長いこと本棚に在籍してる書籍。「この本はもういいかな?」と思って、ぱらぱらページをめくるたび、心にひっかかる箇所があって心地よいです。今日は「おわりに」の1ページでした☆
余計な欲を捨てると、人はもっと楽に生きていけます。
欲を追い求めて、余計なことをしなくなるからです。
(中略)
人間の行動というものは、すべて「心」が作りだします。
それが禅の考え方です。
ですから、余計なことをせずに生きていくためには、まず「心」から余計なものを捨て去ることが大切になってきます。
欲しいものがある。
手に入れたいから頑張れる。
それは、とても楽しいこと。
欲望は行動の活力で、辛いことでも頑張れてしまう。
よくよく考えると、みずから苦労を選んでる。
なぜ、あんなに頑張ってたのだろうと不思議にすら感じることも。
普通に生きてると「アクセル」ばっかり踏んでしまう。
たまに、「ブレーキ」を踏んで、心のバランスをとる。
頑張って楽しい。
頑張らなくて楽。
どっちも必要。
欲がなくて、頑張らないのもつまらない。
欲ばり続けて、頑張りすぎるのもつらい。
余計なことをしつつ、
余計なことを時折やめる。
この本が気になるときって、
楽しいことの小休止、
ブレーキのタイミングなのだと感じました(^-^)
植西聰