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北朝鮮?韓国?ホワイトハウスが13分で陥落する映画

 

「ホワイトハウス陥落」というキャッチコピーが印象的。予告動画で一目惚れした映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」。テロリストの襲撃、13分で陥落するホワイトハウス。たった一人のSPが、大統領を救出するというお話です。

 

 

エンド・オブ・ホワイトハウス [Blu-ray]

出演 : ジェラルド・バトラー, モーガン・フリーマン, アーロン・エッカート, アンジェラ・バセット, メリッサ・レオ 

 

部署を外された側近SP(シークレットサービス)という設定。勝手知ったるホワイトハウス。敵が知らない隠し部屋、隠し通路。地の利を活かした救出劇がおもしろい。「ダイハード」っぽい感じもしますが、館内を徘徊する感じはゲームの「バイオハザード」。敵との遭遇、ドキドキ感が心地よい。

 

こんなにもホワイトハウスの中をうろうろする映画って珍しい気がしました。「バンカー」と呼ばれる地下の核シェルターも興味深い。地下36メートルの施設で、「大統領危機管理センター(PROC)」とのテロップ。実際もこんな感じなのでしょうか。

 

別の意味でドキドキしたのが、「北朝鮮」「韓国」といった国名が実名で使われているところ。襲われたときの大統領のセリフにびっくり。

 

「北朝鮮の者か?韓国のはずがないよな」

 

作品自体、国際問題にならないのかと、ちょっと心配になりました。ゲリラが話す言語も韓国語(北朝鮮も韓国語?)でしたし。朝鮮半島からの米軍撤退。日本海から第7艦隊を退去。韓国から駐留軍が撤退したらどうなるのか。大統領を人質にした要求内容も興味深いです。

 

この映画は「隠語」が独特ですね。大統領夫妻の乗った車を「パッケージ」、ホワイトハウスのことを「オリンポス」など、別名での呼び名がおもしろい。実際に使われている隠語ではないようなのですが、意味を考えると深そう。映画の原語タイトル「オリンポス」はなぜ「ホワイトハウス」なのか知りたいです。日本での映画館上映でのタイトル、ストレートでわかりやすいですね。

 

「キャンプ・デービッド」「シールズ」「ハイドラ」など、知らなかった名称がたくさんありました。キーボードで「#(ハッシュタグ)」を打つには、「シフトと3を押す」ということ、この映画のおかげでもう忘れないです。