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週刊少年ジャンプ、3回打ち切られると連載させてもらえなくなる?

 

電子レンジに未来から転送されてくる「週刊少年ジャンプ」。10年後の作品を盗作して、連載をはじめる漫画家さんのお話。まるでシュタインズゲートを模倣したような電子レンジ設定、気になってお取り寄せしました。雰囲気的には、漫画版『All You Need Is Kill』のような切なさもあって、好きな作品です(^-^)

 

 

タイムパラドクスゴーストライター 1巻

原作:市真ケンジ / 作画:伊達恒大

 

「シュタインズ・ゲート」では、未来に送ったバナナはゲル状で原型をとどめてませんでしたね。「タイムパラドクス・ゴーストライター」では、ただただ毎週「週刊少年ジャンプ」が送られてくるだけのパロディ感がおもしろい、と思って読み初めました。

 

漫画家先生のお仕事の大変さ、ネームの苦労、生みの苦しみを「タイムマシン」という演出で味付けされてる感じでしょうか。楽しくハラハラ、切なくドキドキ、緊迫感があって、全2巻をいっき読み。全然パロディではなかったです(^^;

 

「ジャンプって3回打ち切られたらもう連載させてくれない」という噂話にびっくり。ジャンプコミックスでジャンプのタブー、ネームにOKでたってことですもんね。

 

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編集の担当者さんは「そんなルールはないよ」と否定。「ジャンプは新人育成を大事にしてる」ので、ベテランと新人が同じレベルなら新人を優先するとのお話が興味深いです。3回打ち切りのルール、嘘か本当か、真相が気になりました(笑)