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大人になると体感時間が短くなる「ジャネーの法則」

 

年末年始の大掃除の一貫、録画したテレビ番組の総チェック。ハードディスク内に残してある動画を棚卸してます。HD保存できるようになってから、録画の基準が「見る」「見ない」から、「見たいかも」「見ないかも」とふんわり判断になってましたね。

 

ビデオテープのときにはできなかったこと。気になったもの、とりあえず録画が習慣化。時間が経って後から思うと、なぜ録画したのか、何がお目当てだったのか、そのときの理由がわからないもの、もういいやと思えるものもありますね。録画したけれど見ずにバッサリ削除してると、自分の好みが明確になってく気がしてます。

 

永久保存を決めたドラマ「エール」、とくに最終回後の「コンサート」が好きです。15分なのに1時間くらいに感じる不思議。退屈で長いのではなくて、一曲一曲が素晴らしくて没頭。まるで、子供の頃の体感時間のような充実感が心地よい。もしかしたら、同じ15分でも小分けにした方が体感時間が長くなるのかもしれないですね。例えば、5分の曲を3つ聴くよりも、1分の曲を15コ聴く方が15分を長く感じるとか?時間と脳のメカニズム、何かの番組で科学的に検証して欲しいです(^-^)

 

最近は、ネットの無料配信で見られる番組動画が増えて嬉しいです。放送後、後から知っても見られる見逃し配信がとてもありがたい。「見逃した」という喪失感、見られないと思うと、ますます見たくなりますもんね。明確な「見たい」という気持ちで楽しめる感覚、見逃し動画ならではの心地よさを感じてます。

 

共有と共感で見るものを選ぶスタイル。SNSで紹介されたものを追っかけ視聴すると、自分では選ばない番組だったりすることが多いです。それに、見た人だからわかる「ここがおもしろい」という推しのポイント、番組全部ではなくて、部分のつまみぐいが美味しい。自分は選ばなかったもの、少しずつたくさん楽しむ視聴スタイル。映像を見てるときの体感時間が長くなったように感じてます。

 

先日読んだネット記事「ジャネーの法則」が印象的でした。子供がじっとしていられない理由は「子供を10分待たせるのは、大人を1時間以上待たせるのと同じ」で、こどもの体感時間は大人の6倍あるというお話が興味深い。

 

 

人間の体感時間について一定の法則が発案されたのは、意外にも遅く19世紀に入ってから。

 

フランスの哲学者であるポール・ジャネーが考えだし、その甥である心理学者ピエール・ジャネーが著述したことから「ジャネーの法則」と呼ばれています。

 

この法則の中では、人間の体感時間はそれまで生きてきた年齢に反比例すると考えられているのです。

 

子供の体感時間は大人の6倍の長さ?「時間の受け止め方」の違いを抑えよう - オンラインカウンセリングのcotree(コトリー)

 

 

生きれば生きるほど、年をとるほど、どんどん体感時間が短くなる。「ジャネーの法則」に逆らって、「反比例」を「比例」に変える方法は、時間の小分けなのかも?

 

録画したもの全部は見られない。けれど、楽しみ方は変えられる。来年の抱負は、「体感時間」をテーマに、時間を長く感じる過ごし方、映像ライフを満喫したいです。1時間を有意義に、一日を長く楽しく感じること。人生の充実感は「今」の積み重ね、時間を大切にしたいです(^-^)