別の惑星へと移民するために航行中の宇宙船アヴァロン。到着は120年後。5000人の乗客と数百人のクルーを乗せて、みんな冬眠装置で眠ってる。地球から30年。機械のトラブルで目覚めたジム。到着まではあと90年。誰も起きない。死ぬまで一人。
映画 パッセンジャー
ジェニファー・ローレンス, クリス・プラット
1年間、たった1人で生きたジム。我慢の限界で死を覚悟した彼。眠っているオーロラに恋をする。彼にとって究極の選択。無人島でたった一人。でも、誰かを呼べる。けれど、呼ばれた人も無人島で一生暮らすことになる。
オーロラを起こせば、自分の心は救われる。でも、相手は不幸になる。負い目。罪悪感。私だったら、どちらを選ぶのでしょう。
今回で二回目の視聴です。1回目は、事故ではなくて故意に起こされたことを知るオーロラに共感。ストーカーに人生を奪われるサスペンスホラーのような印象が強かったです。でも、二回目は、ジム目線でちがった印象を感じました。罪悪感を共感。
寝る。食べる。運動する。ゲームで遊ぶ。悠遊自適な快適生活でも、飽きてしまうジム。どんなに楽でも、一人で生きる一生はつまらないですね。もしも一人だったら、生きてはいけないかも。
