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「半地下の家族」と「漢江の怪物」の共通点?

 

新年最初の金ロー、昨年話題になった映画「パラサイト 半地下の家族」ですね。本編ノ―カットで地上波初放送とのこと。昨年末、最後は「風の谷のナウシカ」でしたよね。来週からは三週連続でエヴァンゲリヲン、新劇場版の序・破・Qを一挙放送。金曜ロードSHOWさん、毎週、テレビで映画がたくさん楽しめて嬉しいです(^-^)

 

 

 

「パラサイト 半地下の家族」の監督ポン・ジュノさんと主演ソン・ガンホさん。「グエムル  漢江の怪物」でも監督・主演のお二人だったのですね。お正月に「グエムル」を見ました。

 

 

 

怪物にさらわれた娘(姪)を救出する物語。10年以上前に見たときには、寝落ちした作品でしたが、今回はとてもおもしろかったです。怪物退治に積極的ではない政府、警察、軍隊。なぜ、国が動かないのか。なぜ、怪物が生まれたのか。初見では、原因や理由がよくわからずに寝落ち。丁寧な説明描写があったのに、映像の意味を理解できてなかっただけでした(^^;

 

怪物がとてもリアル。しかも昼間に大暴れするので、しっかり見せてくれてますね。怪物に襲われる恐怖感は、「エイリアン」よりも「ジュラシックパーク」に近い感じでしょうか。

 

今回みて思ったのは、「半地下の家族」と「漢江の怪物」の共通点。「社会」からぞんざいに扱われた「家族」の自力救済。4人の家族がそれぞれ孤軍奮闘していても、「家族」という単位でのまとまりを感じました。それぞれの個性があって導かれる結末。「個性の強調」と「全体の協調」のバランスが絶妙ですね。半地下の家族、二回目の視聴になりますが、今夜の放送も楽しみです☆