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「足は親指、手は小指」で重心が安定する?

 

「足は親指、手は小指」という言葉。どの本で読んだのか気になって、蔵書をさがしました。武道関係の書籍ではなくて、整体の本に書かれてましたね。以前、体の使い方の勉強にお取り寄せした本。重心を安定させるくだりに発見。

 

 

(2)重心安定の法則


腰を真直に伸ばし、ここ(腰椎III)を要として運動すること。そのためには、手は小指側に、足は母指側に力点をおくつもりで動作する。


可動性が大で、能率がよく、疲れが少なく、フォームが非常に綺麗に見える。芸事、武術、スポーツみなしかり。

 

 生体の歪みを正す―橋本敬三論想集 

 

 

小指を握ると腰の力が伝わるというのは、この「要として運動」する部位でしょうか。つまり、手は小指を握ると、足は親指で地面を掴むと、重心位置が腰に安定するということなのですね。かなり前に読んでいたので、「足は親指、手は小指」という言葉だけ記憶に残っていました。

 

 

10回腕を回すと、握力が強くなるというのも、重心の安定がポイントなのかも。

 

 

武道関係の書籍でも、「足は親指、手は小指」を見かけた気がします。もうちょっと、蔵書さがしを続行。それにしても、「こんなおもしろい本をいつ読んだっけ?」と忘れてるくらい、かなり寝かせてました。懐かしい蔵書たち、再読するタイミングが来たみたいです☆

 

 

 

生体の歪みを正す―橋本敬三論想集 

橋本敬三

 

ちなみに、引用した部分は「IV 身体運動法則」の2つ目。


(1)運動の法則
(2)重心安定の法則
(3)重心移動の法則
(4)呼吸との関連
(5)動作と姿勢と感情
(6)飲食との関係

どれも気になるタイトル。そういえば、「目次でワクワクする本」を蔵書していたのを思い出しました。この本を買って読んだのは、10年以上前でしょうか。とても懐かしい。