honn blog Diary

watching reading shopping

ナスカの地上絵の位置関係、見晴らし台からの飛行ルート

 

 トッパンさんのVRコンテンツ、ナスカの地上絵、中古DVDをお取り寄せしました☆

 

f:id:hann3:20210506183101j:plain

 

 

「ナスカ」(2006年作品)

南米ペルーの首都リマから南へおよそ400キロに位置するフマナ・パンパと呼ばれる大平原に描かれている「ナスカの地上絵」。本作品ではその地上絵と自然環境をCGで再現しました。上空を飛行するセスナ機から見下ろすような視点で鑑賞できます。

(国立科学博物館をはじめ全国9箇所で公開)

 

トッパン VR・デジタルアーカイブ

 

 

広大なパンパ(平原)を真っすぐ通るハイウェイ。何もない大地にポツンと建つ13メートルの見晴らし台。そこから上空へ。ナスカの地上絵をコンピューターグラフィックスで映像化。地上絵がどうなっているのか、地表面の状態も興味深いです。ドローン空撮のようなCG、実写ではないですが大満足でした。

 

本編で見られるのは、木、手、猿、キツネ、コンドル、クモ、花、渦巻き、ハチドリ、ウ(鳥)、デルタ、シャチ(神話)、フクロウ男の地上絵。解説書には、飛行ルートが掲載されていて、とてもわかりやすいです。

 

f:id:hann3:20210506180226j:plain

 

ランダム&乱雑に描かれているようでいて、いくつもの「ライン・センター」がガイドになってるとのこと。このラインセンターは、地下水脈のありかを示してるらしい。気になったのは、ナスカにはいないという蜘蛛。アマゾンのジャングルに棲むクモ、なぜ描かれているのでしょう?

 

巡礼と儀式のカワチ遺跡。それ以外は地上絵が描かれてるだけの広大な砂漠。カラッカラな茶色の大地、雨が降らない不毛の土地。巨大な絵をデザインしようと思ったのは誰なのか、何のために描かれているのか、謎だらけ。一番みてみたい世界遺産です☆

 

f:id:hann3:20210506175749j:plain

 

特典映像では、マップからひとつひとつ地上絵を選べて、上空を旋回する映像が見られますね。どこに何がどう描かれてるのか、位置関係がわかるのが嬉しい。トカゲの絵は、尻尾のあたりにハイウェイがあって、途中で途切れていてびっくりです。

 

ハチドリ、扇、ヒカマ、グンカンドリ、クモ、渦巻き、花、トカゲ、木、手、ゲンカンドリ、デルタ、シャチ、オウム、サル、キツネ、コンドル、植物、小鳥、クジラ、フクロウ男

 

とくに「フクロウ男」が印象的。山肌に描かれていて、まるでガチャピンが手を振っているかのようなデザイン。山の斜面に斜めに描かれてるので、この絵は地上からも見られそう。

 

f:id:hann3:20210506175358j:plain

 

フクロウ男。真上からだけではなく、横からのアングルも見応えがありますね(^-^)