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月面でワンオペさせるブラック企業 / 映画 月に囚われた男

 

 月面で孤独。たった一人で資源採掘の仕事に従事。宇宙で働いている男のお話。常時ワンオペ、低コストで働かせる究極のブラック企業な印象ですね。効率を追求した違法労働の未来。人材雇用の行きつく先がテーマでしょうか。

 

 

 

月に囚(とら)われた男

出演(日本語吹き替版):サム・ロックウェル(平田広明), ケヴィン・スペイシー(石塚運昇), ドミニク・マケリゴット(安永亜季), カヤ・スコデラーリオ(嶋村侑),ベネディクト・ウォン(鈴森勘司),マット・ベリー(藤吉浩二), マルコム・スチュワート(鈴森勘司),ロビン・チョーク
監督:ダンカン・ジョーンズ

 

 

宇宙ものの映画を見たいと思っていたところ、パッケージに惹かれて観たSFミステリー。宇宙ステーションでの生活を期待してみたのですが、良い意味で裏切られた展開。掘り出し物の作品でした。

 

月面という密室で解かれていく謎。全体の雰囲気は、とても静かな印象。山場も緩やか。ですが、メッセージ性が強く、もう一度見たくなる余韻。後味のわるさがありますね。個人的にはとても面白かった作品で、はまりました。

 

ちなみに、英語の原題は「MOON」なのですが、このタイトルですとシンプルすぎて興味がそそられないかも。