スタジオジブリのアニメーション作品「耳をすませば」。原作になっている少女漫画もおもしろいです。
映画と漫画の違い…基本の大筋は同じ(バロンも登場する)で、月島雫と天沢聖司の恋の物語。でも、設定がいろいろ大幅にアレンジされていたんですね。
「カントリーロード」の歌(日本語の訳・歌うシーン)がない。
「ムーン」がデブ猫ではなくシュッとした細い黒猫。しかも飼い猫で、「ルナ」というそっくりな猫がいる。
「天沢聖司」には兄の「航司」がいて、月島雫の姉「月島汐」と付き合っている。
「天沢聖司」はヴァイオリン職人を目指してはおらず、絵を描くのが好きな中学生。
それと、地球屋の御主人「西司朗」さんがあまり活躍しない、しずくのお父さんが図書館のみの登場でちょい役、など。アニメの方も好きですが、漫画の方が月島雫の感情&表情が豊かなので、キャラクターをより魅力的に感じますね。
作者: 柊あおい