「恋」と「愛」、英語ではどちらも「Love」の単語で表現するらしいですね。キテレツ大百科の「はじめてのチュウ」の歌詞でも、「Be in love with you」が使われてて、あれも「君に恋してる」という意味だったのですね。ラブの意味は、愛だけだと思ってました(^^;
I'm in love with you. （ あなたに恋してる。)
I love you. ( あなたを愛しています。)
恋と愛の違い、「恋は求めるもの」で「愛は与えるもの」という言葉が有名でしょうか。「惚れる」とも表現される好きの最上級、相手に夢中になってる状態。恋心の苦しさは自分主体で、相手に求めてる感じが強いですもんね。
恋愛のドキドキ感。脳内では、神経伝達物質の「ドーパミン」が分泌されているらしい。
恋人を見てドキドキすると、脳の大脳皮質内の２カ所で神経伝達物質「ドーパミン」を放出する神経が活性化していることを、陽電子放射断層撮影（ＰＥＴ）を使った実験で明らかにした。
欲求が満たされたり褒められることを行動や学習の動機につなげる「報酬系」の脳の領域が活性化したことから、ヒトの恋愛感情は報酬系と同じ神経の仕組みを共有している可能性を示した。
「恋するドキドキ」の正体、解明される―理研｜ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
恋をすると、脳の特定の領域が活発に働いてるとのこと。恋愛感情で報酬系回路（リワードシステム）が活発化。得られる快感がモチベーションを高めてくれる。成果や評価を求める報酬系、承認欲求も報酬系、「恋は求めるもの」という言葉、科学的に立証されてるのかも。
報酬（欲求・欲望）が満たされたときに分泌される快感物質ドーパミン。報酬が期待される状態でも分泌されるらしいですね。
一方で、脳の報酬系は欲求が満たされた時だけではなく、報酬が「期待できる状態」でも快楽物質を分泌することがわかっています。
黒幕はドーパミン!? 脳が欲する「快楽物質」が動かしている経済 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
当たりがでると、もう一度当たるかもと、ガチャを何度も回したくなる。二匹目のドジョウを狙いたくなる心理。何かしらの依存症や中毒症状になる原因もドーパミンみたいです。人間の恋愛、「恋は盲目」でノンストップになるのも、惚れっぽい恋愛体質になるのもドーパミンのせい？
でも、ドーパミンには期限があって効果は3年らしいですね。恋心は3年で終わるというお話が興味深いです。脳は飽きっぽいようにできてるのですね。
脳科学的データからすると、ドーパミン効果は3年で切れてしまいます。そして、ドーパミンが切れたことによって、感情のままに押し流されてきた恋は終わりを告げます。
だから、結婚して4年目を迎えた頃に、自分の将来を真剣に考え始めるのです。「結婚して4年目に離婚する夫婦が多い」というヘレン・フィッシャー博士の発表は、脳科学によって裏付けされます。
恋は3年で冷める、愛は４年で終わる!? 男女が愛し合い続けるために必要な“○○”とは（1/3） - ハピママ*
ドーパミンで恋をする。ドーパミンが切れて恋が終わる。脳に振り回されてる恋心。夫婦の4年目、恋から愛へ。求める「快感（ドーパミン）」から与える「愛情（オキシトシン）」にバトンタッチで家庭円満。「ありがとう」が嬉しいオキシトシン。感謝の気持ちがポイントらしい。
ちなみに、脳内には、抱擁ホルモン（オキシトシン）という脳内物質があります。これは、良好な人間関係（夫婦関係）の間で生まれる幸せ感とスキンシップによる安心感によって分泌される脳内物質です。
恋は3年で冷める、愛は４年で終わる!? 男女が愛し合い続けるために必要な“○○”とは（3/3） - ハピママ*
感謝の言葉に嬉し泣き。泣くとストレス解消。情動の涙は、副交感神経が優位になって、リラックス効果があるそうですね。年齢を重ねると、共感脳が発達して、涙もろくなる。過ごした時間で、蓄積される感謝。恋の気持ちで一緒になって、愛の感謝でずっと一緒。ドーパミンの期限が切れてからが、夫婦のスタートなのかも。
お父様が競馬関係のお仕事をされていて、競馬好きな友人が結婚したとき、スピーチがとても素敵でした。
「結婚は、ゴールインではなくてゲートイン。障害を乗り越えながら、これからずっと一緒に走り続けます」
幸せそうな新郎新婦。今でも覚えている素敵な結婚式。「ゲートイン」という言葉が印象的でした(^-^)
