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腰の負担の計算式?

 

背筋が支えている重力は約400N(ニュートン)というくだり。先日、ご紹介しました「各部の相対重量」の図を元に計算された数値がおもしろいです。

 

 

続いて、立位姿勢において腰椎にかかる負担と、上体を支えるために必要な背筋力を計算してみる。

 

頭と体幹の全体重に占める割合は50パーセント(頭7、体幹43)である。つまり、体重80キロの人の場合、約40キロが上半身と下半身を繋げる腰骨・第三腰椎にかかることになる。

 

武術の極み、合気を求めて 大東流合気柔術を解く

 

 

おじぎ方向、体の前面への傾き、上体の重さを支えるのに400N。背中側、背筋で引っ張られる力が400N。第三腰椎の椎間板は、前後合わせて800Nもの負荷がかかっているというお話。重力加速度の数値、厳密には「9.8m/s2 (メートル毎秒毎秒)」とのことで、わかりやく10で計算しているそうです。

 

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猫背と反り腰の中間、正しい姿勢、第三腰椎を支点に前後でバランス。体重の半分の重さ、背筋力が釣り合っているのですね。体重を2で割って9.8掛けて、それが前後で2倍。腰に掛かる負担の計算式、シンプルに「自分の体重×重力加速度」でわかる感じでしょうか。

 

重い荷物を持つと、バランスが崩れて、いつも以上の負荷がかかる。腰痛、ギックリ腰の負荷オーバー。腰はどれくらいまで耐えられるのか、気になりました。

 

 

 

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浅原勝