ジブリ映画『耳をすませば』には、『千と千尋の神隠し』のアイデアに影響を与えた本が登場しているというお話。パンフレットで、宮崎駿さんご自身が語られていると知ってお取り寄せ。図書館で天沢聖司くんが、月島雫の向かいの席で読書しているシーンに描写されている「霧のむこうのふしぎな町」という書籍です。
作:柏葉幸子
絵:杉田比呂美
主人公の「リナ」さん。父親のすすめでで夏休みを霧の谷で過ごすことになる。近くの住人が知らない不思議な谷にある街。そこの下宿屋さんにお世話になる。そこでのルールは「はたらかざる者、食うべからず」。たしかに、物語の大まかな設定が「千と千尋」に似てますね。
声の出演: 本名陽子, 高橋一生, 露口茂, 小林桂樹, 高山みなみ
ちなみに、図書館には「TOTORO」というタイトルの本もあるそうです。雫さんが探している書棚に所蔵されているというお話。裏設定を知っていると、楽しみが増えますね。