昔、ぐるナイの「ピッタンコチョイス」で、瓦割りの枚数「9枚」に成功したデヴィ夫人がすごかったですね。元ボクシングチャンピン具志堅用高さんの記録が3枚だったので、とてもびっくり。
その中でも推理をかき乱したのはやはりデヴィ夫人でしょう!
(中略)
瓦割りはまさかの「9枚」!と裏切りの連続で、
ピッタンコでは神の領域に達してます!!
ピッタンコチョイス⑥番組対抗SP / ぐるぐるナインティナイン|ぐるナイweb.
瓦割りのトータル枚数を25枚に合わせる企画。具志堅用高さん、渡辺直美さん、平成ノブシコブシ徳井さん、デヴィ夫人、サバンナ高橋さんが瓦割りに挑戦されていました。
デヴィ夫人は、力を入れている感じがまったくなかったです。本当に同じ瓦なのか、テレビの演出に疑惑、ヤラセを疑ってしまうくらいの衝撃映像。夫人は、えいっと、はずみをつけて跳ねる様に瓦にてのひら、掌底を当てた感じでした。
瓦割りのコツは、圧力の掛け方、パンチの質がポイントなのでしょうか。具志堅さんのパンチは3枚目まで威力が届き、デヴィ夫人は9枚目まで圧力が徹る。元ボクサーの具志堅さんが3枚というのが不思議ですもんね。違いが知りたい。
デヴィ夫人の瓦割り。瓦が割れる感覚は、足でCDケースを踏んでしまったときのような、パキっとヒビが入る感じでしょうか?腕力で叩くよりも、体重を乗せた方が割れやすい?
以前読んだ本に書かれていた太極拳の「水中撫球」の鍛錬方法がおもしろいです。
この水中撫球でゆっくりと両腕を上下させるときに、水の中にあるボール、たとえば海辺などで使うビーチボールを沈めるイメージを用いるのだ。
水中撫球では、両手に水の浮力を意識することがポイントになっている。だが、どうしてもこのイメージをつかめない人には、ぜひ試してもらいたい方法がある。場所はバスルームである。
もちろん、ビーチボールをバスルームに持ち込んでもらってもいい。だが、そうまでしなくても、バスタブのなかで実際に手を沈めたり、力を抜いて浮き上がらせるときの感じをつかむだけでじゅうぶんである。
掌に対する水の抵抗を意識しながら、手を沈めるときの水の抵抗はどんなものか、反対に手が浮き上がるときにはどの部分の力が抜けているかを感じとって欲しい。
ボールが浮かぼうとする浮力。浮きを感じて、押さえ込みながら沈める練習。中心を捉えないと、スポッと腕から抜けてしまう。浮力に対抗するには、腕力ではなくて体重。重みを芯に通して、圧力を相手に伝える。武術の圧力感覚が興味深いです。デヴィ夫人の瓦割り、力の伝え方が武術的だったのかもしれないですね。
気功の科学―大脳生理学が解明した「東洋の神秘」 (カッパ・サイエンス)
品川嘉也