漫画「葬送のフリーレン」おもしろいですね。魔王を倒した勇者のパーティ、世界が平和になったその後、勇者の死後を生きるエルフの魔法使い「フリーレン」の物語。
人間の勇者と僧侶、ドワーフの戦士、魔王を倒すために過ごした10年の旅。同じ時間を過ごしても、1000年以上生きるエルフにとって、感情の濃度が違う。10年の旅路を再び旅するフリーレン。寿命が違う人間とエルフ、生きる時間の差が興味深いです。
葬送のフリーレン 1巻 / 山田鐘人, アベツカサ
昨日、最新巻の7巻まで読み終えた漫画「コタローは1人暮らし」。フリーレンと雰囲気が似ているように感じました。片やRPGのファンタジー世界、片や4歳の1人暮らしを描いた日常、ストーリーも展開も、両者は全然ちがう別物。でも、「記憶」がテーマになっている感じ、読み手が受け取る感情に共通点のようなものを感じました。
勇者と過ごした「記憶」を振り返るフリーレン、
両親と過ごした「記憶」が処世術になっているコタローくん、
欠けた心、求めてるもの、失われた「過去」に答えがある感じ。
回想で答え合わせしているような心理描写。
記憶の中の大切な人の存在、思い出から始まる物語。
フリーレン、コタローくん、どちらも好きな漫画です(^-^)
コタローは1人暮らし 7巻 / 津村マミ