詰将棋の強さにも定評がある藤井さん。詰め将棋の大会「詰将棋解答選手権チャンピオン戦」で、ご自身最初の最年少記録を達成されているのですね。小学6年生のときに初優勝。そのときの体験談「優勝自戦記」が興味深いです。
詰み筋を考えているときの思考。藤井さんの頭の中、心の声が掲載されている貴重な記録ですね。
これは最も読みを要求される問題に見える。頑張るぞと自分を奮い立たせて挑んだ。
2分ほど考えて初手5四龍があることに愕然。すぐ詰むかと思うが、そのすぐにたどり着くまでが長かった。
「ややこしすぎる～」「腰がいたくなってきた」「どこで間違えた？」など、苦悩の言葉が印象的。とても大人な雰囲気の藤井さんの子供らしさ。おもしろい自戦記です。
若島正
2015年で初優勝してから毎年1位。12回大会～16回大会、2019年まで5年連続優勝で、こちらもすごい記録。ＡＩも驚く藤井さんの頭脳、ほんとコンピューター以上の将棋力ですね。ちなみに、今年2020年の選手権は開催中止でした。
藤井聡太棋聖。現在、木村一基王位との「王位戦」に3連勝で王手。タイトル二冠での最年少記録更新も期待大ですね。
