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盗聴のスペシャリストが盗聴を回避

 

盗撮、盗聴、電話の通話記録、GPS探知機、人工衛星の撮影画像。ありとあらゆる手段で追尾される。こちらが知らないところで監視されてる状況、相手が見えない恐怖。ホント怖いですね。

 

国家権力による盗聴が悪用されたらどうなるか、監視社会を描いた物語。伏線の回収に驚かされた映画で、結末を知っていても、何度も堪能したくなる作品。視聴回数を数えてはいませんが、10回以上は確実に見てます。

 

 

 

エネミー・オブ・アメリカ [DVD]

出演:ウィル・スミス, ジーン・ハックマン

監督:トニー・スコット

 

 

政府高官が関与した暗殺事件の証拠映像。意図せず手に入れてしまったウィル・スミスさん。国家から追われることになった彼を助けるジーン・ハックマンさん。盗聴のスペシャリストが、盗聴から逃れる手助けする展開。一般人と元スパイの異色コンビ、お二人の逃走劇がおもしろいです。

 

1998年の作品ですが、時代が追いついた感じでしょうか。とくに、軽トラックを横転させた2018年の渋谷ハロウィン事件が印象的。当時の捜査官によると通称「クレイジーハロウィン事件」と呼ばれる事件。群衆の中から犯人を特定して、居場所まで突き止めた方法に驚きました。

 

渋谷の防犯カメラ、監視カメラを回収。さらにSNS上の写真までピックアップ。とくに、カメラ映像を「リレー方式」で追尾&分析する専門部隊「警視庁SSBC」の存在。すべてが異例の捜査手法ですよね。まるで「エネミー・オブ・アメリカ」のような世界で、びっくりです。