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家の固定電話、緊張してた時代が懐かしい / DVD バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

 

30年前、平成2年に崩壊したバブル経済。1990年3月に発表された「総量規制」を止めるため、過去へと戻る映画。財務省と金融庁が「大蔵省」だった時代、平成景気でとても元気な日本が印象的ですね。

 

母親であり家電研究員「田中真理子」役の薬師丸ひろ子さん。朝ドラ「エール」でも、音さんのお母さんであり経営者。どちらも、強い芯が魅力的な女性ですね。薬師丸さんが見たくて再視聴。久しぶりに見たら、涙がでるほどおもしろい。確実に、涙腺ゆるくなってます。

 

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平成から昭和への時間旅行。行方不明になった母を探しにタイムスリップする田中真弓(広末涼子さん)。「これ、やばい(美味しい)」「ありえなくない?」が通じない。時代の違い、ジェネレーションギャップの描写がおもしろいですね。とくに、携帯電話が普及したことで、生活様式が大きく変わったと実感です。

 

「着いたら電話する」と言って、ガラケー感覚で固定電話を切ってしまう真弓さん。駅の何口、どの改札、どの柱、目印を決めて待ち合わせしてましたもんね。もしも現地で会えなかったらどうしよう?という不安感。会えなかった時の絶望感。とても懐かしい。

 

当時は、公衆電話 or 家の固定電話。誰が出るのかわからないので、電話かけることに緊張感ありました。友人のお父さんやお母さんにドギマギ。個人間で直接電話→メール→LINE。一方通行で気楽に連絡がとれるようになって、どんどん便利に。さらには、スマホで気軽なSNS。ツイッターやフェイスブック、緊張しないですもんね。

 

 

 

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション [DVD]

出演:阿部寛, 広末涼子, 薬師丸ひろ子, 吹石一恵, 伊藤裕子, 劇団ひとり, 小木茂光, 森口博子, 伊武雅刀

製作 亀山千広 / 監督 馬場康夫
原作 ホイチョイ・プロダクションズ / 脚本 君塚良一 / 音楽 本間勇輔

 

 

別記:東京オリンピック2020開催で、景気が刺激されるはずだった令和2年。緊急事態宣言の発令で、休業要請と外出自粛。宣言解除後も、回したいのに回せない経済。元号変わって2年目というタイミングでの景気低迷、不吉な偶然です。