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ダニング=クルーガー効果で、身の程知らずになれる?

 

「ダニング=クルーガー効果」という言葉。みんはやさんのクイズ、正解率25%の問題で知りました。

 

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とても興味深い法則だったので検索。バイアスとは、自動的にそのように認識する心の働きで、脳の防御作用。思考パターンといいますか、「先入観」や「偏見」など、考えや判断を偏らせて、心を守る防衛反応のようですね。

 

とくに「正常性バイアス」が有名で、災害や事故などのニュースを見ても「自分だけは大丈夫」と感じる心理状態、私も聞いたことがあります。「ダニング=クルーガー効果」も、優越の錯覚を起こす認知バイアスの一つで、見た目や能力を過大評価してしまう原因とのこと。2000年にイグノーベル賞で受賞したそうです。ヤフーニュースさんの記事がとてもわかりやすい。

 

 

「ダニング=クルーガー効果」とは、認知バイアスの一種で、能力の低い人ほど自らを過大評価してしまう傾向のこと。

 

自分の能力をメタ認知できず、全体のなかでの自らの適格性を正しく査定できないことにより生じるもので、米国コーネル大学のデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによって定義されました。

 

二人の論文は、2000年のイグノーベル賞(ノーベル賞のパロディーで、人々を笑わせ、考えさせる業績に与えられる賞)で心理学賞を受賞しました。

 

できない人ほど自分の力を過信するダニング=クルーガー効果とは(日本の人事部) - Yahoo!ニュース

 

 

ゲームを初めてやるとき「自分でもできそう」と思いますよね。だから「やってみたい」とも思う。でも、やってみると難しかったり、上には上がいて勝てなかったり、難しすぎて挫折したりと、痛い目をみて自己評価が適正に修正されますね。

 

できない人ほど自信満々。根拠のない強気な言動。怖いもの知らず。逆に、できる人ほど自信なさげ。難しさ、失敗の怖さを知ってる。

 

「ダニング=クルーガー効果」とは、無知ゆえに恥をかいてしまう恥ずかしい認知バイアスなのかも。でも、「自分はできる」という勘違いで、身の程知らずになれる心理作用は素敵ですよね。自分の能力を過大評価することが必ずしも悪いことではなくて、大胆に行動できる後押しにもなると思いました。モチベーションを助けてくれる有り難いバイアスなのだと感じてます☆

 

最近、コマーシャルで見ましたが、漫画「進撃の巨人」の33巻が今月に、最終巻となる34巻が6月9日に発売されるのですね。

 

 

 

NHKさんで放送のアニメ版を見ているので、最終話でどのような締めくくり方をするのか気になってます。登場人物に「クルーガー」という名前のキャラがいるので、クルーガーつながりでの蛇足です(^^;