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アリはハチ目アリ科、蟻は蜂から進化した昆虫?

 

集団で生活して、個々が役割をもって活動する昆虫。アリやハチは、社会性昆虫と呼ばれるそうですね。アリやハチの他に、社会性昆虫はいないのか気になって調べてみたら、「アリがハチの仲間」と知って驚きました。

 

 

ハチ目(アリを含む。アリはハチ目アリ科に属し、分類学上はハチに含まれる)には、社会性のものから亜社会性のもの、単独生活のものまで、様々である。

 

古典的に社会性昆虫と言われるのは、アリ類、アシナガバチ類、スズメバチ類、ミツバチ類などに見られる。

 

社会性昆虫 - Wikipedia

 

 

蟻は蟻、蜂は蜂、別の種類と思ってました。もともとは蜂だった昆虫が、蟻に進化したらしいですね。「遺伝子分析によると、ジュラ紀又は白亜紀にミツバチ(Apoidea)の祖先から分化したと推定されている(アリ - Wikipedia)」とのこと。

 

ちなみに、シロアリも社会性昆虫ですが、アリの仲間ではないことにびっくりです。「シロアリ(白蟻)は、昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科 (Termitidae) 、あるいはシロアリ目の昆虫の総称(シロアリ - Wikipedia)」と紹介されてました。

 

見た目からアリの親戚だと思っていたのは勘違いで、ゴキブリの仲間だったのですね。どちらかというと、蟻と白蟻の方が同種に見えますよね(^^;

 

社会性昆虫で調べても、他の昆虫の名前が出てこなかったので、「ハチ(アリを含む)」と「シロアリ」だけということでしょうか。とても興味深いです。それと、アリの24倍ものシロアリがいるらしいというデータも印象的でした。

 

 

昆虫の種数は100万種を超え、全生物種の3分の2を占めています。その中でも最も繁栄しているのが、アリやハチ、シロアリなどの社会性昆虫と呼ばれるグループです。

 

地球上のアリをすべて足すと1京匹、シロアリは24京匹になるという推定もあります。

 

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「1京(10の16乗)」は、「1兆(10の12乗)」の1万倍、「1億(10の8乗)」の1億倍ですから、想像もできないくらいたくさんいるのですね。イメージしただけで鳥肌&背筋がゾワゾワ。また、働きバチ、働きアリはすべてメスということも初めて知りました。

 

 

普段私たちが目にするハチやアリは、ほとんどが働きバチ・働きアリですが、実はすべてメスです。意外に思うかもしれませんが、これにはハチやアリの特殊な性決定の仕組みがかかわっています。

 

働きバチはすべてオスである?| キャタライナー化学Q&A | 化学に触れる学びのトレイン『キャタライナー』特設サイト

 

 

アリもハチも、身近な昆虫なのに、何も知らなかったです。