『この世界の片隅に』の片渕須直監督のアニメーション映画作品。『この世界の片隅に』が大ヒットして、こちらの作品が注目されているとテレビで紹介されていました。
2009年にオタワ国際アニメーション映画祭で長編部門入選されたそうですが、日本ではあまり話題になっていなかったように感じます。ウィキペディアさんによりますと、30ちょっとの映画館でしか上映されていなかったらしいですね。
でも、この作品のファンの高い評価があったことで『この世界の片隅に』の制作へとつながっているとのこと。ちなみに、この映画でも「コトリンゴ」さんが主題歌を歌われてます☆
「千年の魔法」というタイトルから壮大なファンタジーを想像していましたが、舞台は山口県防府市三田尻、田舎の小麦畑の風景が素敵で、ちょっと不思議＆のんびりほのぼのな内容…こういう作品は好きなので、見て良かったです(^-^)
「この道は千年前からある」…発想（着眼点）が変わるだけで、日常にあるものが何か特別なものに感じられる。空想、妄想、想像力が刺激されますね。なので、何か特別な演出を期待してしまうとガッカリかも？
私の感じた印象で例えますと、トトロやネコバスが出てこない『となりのトトロ』、少女の友情版『満ちてくる時のむこうに』といった感じでしょうか。
出演：福田麻由子, 水沢奈子, 森迫永依, 本上まなみ
監督：片渕須直
主題歌：コトリンゴ『こどものせかい』
出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
発売日: 2010/07/23
メディア: DVD
スタジオジブリ『魔女の宅急便』のスタッフ『サマーウォーズ』のマッドハウスが夢のコラボレーション!!
青い麦畑が一面に広がる山口県防府市。
快活な少女・新子は、麦畑に飛び込んで、その昔あったという千年前の都や、そこに住む少女など様々な空想をすることが大好きです。
クラスになじめずにいる転校生・貴伊子を麦畑に連れ出す新子。
しだいにうちとけてきたふたりですが、大切にしていた金魚の「ひづる」の死をきっかけに、大きく揺れ始めます。
悲しむ貴伊子をいたわる新子は、「ひづる」を史跡の近くに埋めます。千年の時がもつ奇跡に願いをかけて──。
