ハリポタの続編、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の原作となっている書籍「幻の動物とその生息地(FANTASTIC BEASTS & WHERE TO FIND THEM)」。
魔法動物学者「ニュート・スキャマンダー」先生の著書で、ホグワーツ魔法学校で魔法動物を学ぶための教科書という設で出版されていますね。幻獣たちの容姿や特徴が紹介されています。
J.K.ローリング, 松岡佑子
もくじ
著者について
まえがき アルバス・ダンブルドア
序論 ニュート・スキャマンダー
この本について
魔法動物とは何か?
幻の動物に関するマグルの認知度小史
隠れた魔法動物
魔法動物学はなぜ重要か
幻の動物事典(アルファベット順)
本を開いてびっくり。マジックペンの書き込みがあって驚きました。
これは、「ハリー・ポッター( ダニエル・ラドクリフ)」が所有してる本という裏設定のようですね。「ロン・ウィズリー(ルパート・グリント)」が共有していた古本というアクセントがおもしろい。
「ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー(エマ・ワトソン)」の書き込みもあって、真面目なツッコミコメントが印象的。キャラクターの性格がしっかり出てますね。
筆跡も凝ってて楽しめる。ハーマイオニーは字が綺麗で、女の子っぽい文字でした。授業中に落書きするハーマイオニー。優等生らしい素朴な疑問ですね。
ニフラーはイギリスの動物である。長い鼻で穴を掘る、このフワフワした黒い動物は、キラキラ光るものなら何でも好む性癖がある。
地中深く埋もれる宝を掘らせる小鬼が、よくニフラーを飼う。ニフラーは温和で愛情深いとさえいえるが、家具その他を破壊してしまう可能性があるので、決して室内で飼育するべきではない。
ニフラーの巣は最深地下6メートルに及び、一胎(ひとはら)で6~8匹の子を産む。
事典の内容も面白い。映画に登場する「ニフラー」、カモノハシのようなかわいいモンスターも掲載されていました。イギリスを代表する魔法動物だったのですね。