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「緊張の緩和」は、生理的に笑わせるためのお笑いの極意?…読書『らくごDE枝雀』

 

 

 

らくごDE枝雀 (ちくま文庫) 

桂 枝雀 (著) asin:9784480027771

 

 

人はなぜ笑うのか、どうしたら笑わせることができるのか。お笑いの極意がわかりやすく解説されていますね。落語の「サゲ」を四つの型に分類する「笑いのメカニズム」が、とても興味深い内容でした。

 

知的に笑うための「変」

情け的に笑うための「他人のちょっとした困り」

社会的、道徳的に笑うための「他人の忌み嫌うこと」「エロがかったこと」

そして、生理的に笑うための「緊張の緩和」の4パターン。

 

とくに、「緊張の緩和」は、言葉が発達する前から人類が体得している笑いの感覚のようですね。

 

そういえば、以前、「踊る!さんま御殿!!」で明石家さんまさんが、お笑いのコツとして「緊張と緩和」を紹介されていて、その回のトークがとても印象的でした。