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コップに水をどれだけ注げるかを気にしながら教える…読書『オトナ相手の教え方』

 

 

 

 オトナ相手の教え方

 作者:関根雅泰 (著)

 

 

教えるということは、教える内容が素晴らしければよいというものではないのだと勉強になりました。とくに、相手の状態を察する「相手本位」という気配りが大切なのですね。

 

自分本位に、自分が教えたいことを自分のペースで教えてしまうのは、相手を置き去りにして効果(技術の習得、知識の吸収など)があがらない。

 

とくに、「コップの水」で例えられている部分がわかりやすく、印象的に残っています。満杯の器に注いでもあふれてしまう。相手のコップの大きさを見極めて、どれだけ注げるのかを注意すること。

 

盲目的に知識や技術を発信しているだけではダメなのだと感じました。

 

 

 

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