<音域アップ練習法>
私は、今現在、きっちり「4オクターブ」の音域保持者です。
(中略)
通常、普通の人は、2オクターブ程度の音域だと言われてますので、そう考えれば単純に約2倍の音域があるということです。
(中略)
高音をウリにしている「広瀬香美」としましては、高音が出ない歌手でいるわけにはいきませんので、このトレーニングだけはどんなに忙しくても、ちょろっとでも、必ずやります。
普通の人の二倍の音域を出せる喉を持っている広瀬さん。冬のスキー場(ゲレンデ)で、ぜひ聞きたい歌声ですよね。でも、生まれつき声域が広かったわけではないとのこと。長い年月、地道に練習を続けて1音ずつ広げていったという話がとても印象的です。
上記は、高音を発生するための練習方法について書かれているくだり。広瀬さんですら、3日トレーニングを休む(怠ける)と、2音下がってしまうそうな。そして、元に戻すのには1週間。歌手として音域をキープするのに必要なのは、毎日の積み重ね…プロとは、自分に必要な習慣を継続できるの人なのだと感じました☆
ここでは3つの方法が紹介されているのですが、とくに興味深いのは、首回りの筋肉トレーニング。声帯を支える“仮声帯”という部分が強化されて、声帯が自由&スムーズに動けるようになるみたいですね。
広瀬さん曰く「週に2日間、一回5分程度」行うと、一ヶ月程度で「高音がぎゅーっと出ることを自覚」できるとか。声ガレ防止にもなるそうです。
「声を出す」というと腹式呼吸を真っ先にイメージ。なので、腹筋や背筋を鍛えることは想像できますが、首回りを鍛える発想は思いつかないですよね。「なるほど、ノドにも筋肉がある」と、初めて認識。特別な筋トレをしなくても、日常生活でとくに筋肉不足(身体の衰え)を感じにくい部位ですもんね(^-^)
作者: 広瀬香美