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読書『受いれる』

 

 

 

 

受いれる 

作者: 加島祥造

 


世の中、相手の意見や他人の人格といった存在のあるがままを受け入れるだけですんなり上手くいくことが多いように思います。でも、相手を否定してしまう、他人を拒絶してしまう。


逆に、「なぜこんなにも受け入れることができないのだろう?」と不思議に感じる。変えようとしなくていい、無理をしなくていい。ただ受け入れるだけで良いのに。「受け入れる」というのは、とても楽な選択なのだと思います。でも、あえて面倒を選んでしまう理由はどうしてなのでしょうね。


否定や拒絶はネガティブなイメージですが、その裏側には自分の思い通りになって欲しいという“希望”や、優秀で素晴らしくあって欲しいという“期待”といったポジティブな感情が隠されている?


「愛情の反対は憎悪(憎しみ)ではなく、無関心」という言葉のとおりで、憎んでしまうのは愛情のバランスが崩れているだけなのだと感じます。期待する気持ちを抑えることができたなら、相手を受け入れることができるのかもしれないですね。

 

 

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