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映像『日本初・女性宇宙飛行士 向井千秋 15日間の宇宙滞在記録』

 

 

 

日本初・女性宇宙飛行士 向井千秋 15日間の宇宙滞在記録
発行:NHKソフトウェア
協力:宇宙開発事業団、NHK、財団法人 日本宇宙フォーラム
映像提供:NASA

 


向井千秋さんが選ばれるところから、スペースシャトルで帰還するところまで収録されている映像。VHSのテープで古めの画質でしたが、宇宙で行われた実験がどれも興味深かったです。

 


メダカ、イモリ、金魚、クラゲ。重力がないことで生命にどのような影響があるのか。生物は生きていけるのか。とても貴重な実験映像でした。

 


無重力の影響で、向井さんは身長が2.5センチ伸びたそうですね。でも、急激に背骨が伸びたことで痛みがあったとか。重力のある地上では腰痛や肩こりがあっても、宇宙だと解放されるのかと思ったら、宇宙だと背骨の苦しみがあるのですね。

 


一番印象的だったのは、大気圏再突入時の映像。スペースシャトルの窓の外が真っ赤に染まっていました。それと、アポロ11号が月面に着陸する映像もちょこっと収録されていて嬉しかったです。

 

 

 

1994年7月9日。日本初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビア号で宇宙へと旅立ちました。向井さんは打ち上げの3時間後には実験に取りかかり、81の宇宙実験を行いました。今回、宇宙でメダカとイモリの赤ちゃんが誕生しましたが、ことにメダカの交尾、産卵、ふ化が確認されたことは脊椎動物が宇宙で生殖活動できることを初めて実証したものとして世界の注目を集めています。また、コロンビア号の着陸が一日延びたことにより、14日と18時間というスペースシャトルの宇宙滞在最長記録を達成しました。この作品は、向井さんの宇宙での実験、生活、地球ウォッチングなど15日間におよぶ宇宙滞在の模様を克明に記録した貴重なドキュメントビデオです。


ビデオパッケージ紹介文より