「小説を書く」「物書きになる」という漠然とした状態を打破する足がかかりになる本ですね。
どうしたら書けるようになるのか、どうしたら執筆家になれるのか…書くということを細かく分解＆分析されているのが興味深いです。
そして、「書く」ということに対して、こんなにも色んな視点（角度）で考えられるのだと勉強になりました。自分が書きたいと感じる対象、気になった物事をこうした感じで細かく分解＆分析できる思考力（構成力）こそが書く力なのかもしれないですね。
作者: 若桜木虔
装丁：本山吉晴
装画：山本タカコ
asin:4835537130
もくじ
第一章 プロ作家を志したら、まず面白い話を書くべし
第二章 ストーリーは波瀾万丈に
第三章 冒頭に事件を！
第四章 オリジナリティを捻り出せ！
第五章 映画好きの人にストーリー・チェックを頼め
第六章 懸賞小説の予選突破の基準は？
第七章 プロ作家デビューを目指せ！
第八章 プロデューは新人賞か？持ち込みか？
解説 大久保智弘（第5回時代小説大賞受賞作家）
