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読書『マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント』

 

 

 

 マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

 

 

 

上司から部下へ、親から子へ、客からお店の人へなどと、怒りは高いところから低いところへ流れる。言い換えれば、力の強いところから弱いところへ流れるという性質があります。

 

マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

 

 

 

怒りが表面化する条件には、「立ち位置」があるのですね。相手との人間関係での優劣、立場での上下、上から下へぶつけられるものが「怒り」。


相手が自分よりも上だと感じている場合、怒らないし、怒れない。感情をぶつけられるのは、優位な立場に立っている側。受け手が逆らえない、逆らわないと安心している慢心。不快な思いをさせても、「逃げられない(逃げていかない)」「離れられない(離れていかない)」と思っている相手にぶつけますもんね。


パワハラ、アルハラ、セクハラ、モラハラ…ハラスメントの温床になっているのは、優越感を求める劣等感なのだと感じました。


弱い立場だと認識して、相手の弱みつけこむ。店員さんにえらそうにする人は、こうした心理なのだと勉強になりました。

 

 

 

 

 マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

 作者: 戸田久実,葛城かえで,柾朱鷺
出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
発売日: 2016/06/05
メディア: 単行本

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