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熱中症が原因とされる部活動中の死亡事故が多いのは「野球部」で、主に7月と8月に集中している?

 

 

日本スポーツ振興センター(JAPAN SPORT COUNCIL)さんのサイトに掲載されている熱中症に関するデータ(PDFファイル)に、「学校の管理下における熱中症死亡事例」「学校の管理下における熱中症死亡事例の発生傾向」が紹介されていました。

 

 

 

「学校の管理下における熱中症死亡事例」「学校の管理下における熱中症死亡事例の発生傾向」

 

http://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuu/H21_P6.pdf

 

 

 

データの期間は、1975年から2009年(昭和50年~平成21年)まで、30年間で部活動中の熱中症による死亡事故は133件発生。確率的には、1年間に4~5件発生するという計算でしょうか。ちなみに、部活動以外、学校行事(登山、マラソンなど)での死亡例も紹介されいていて、こちらは23件でした。

 

 

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最も死亡者数が多い部活は「野球部」の35人で、次に「ラグビー部」の15人、さらに「サッカー部」の13人と続く。体育館や武道場で行われる室内競技の「柔道(13人)」と「剣道(10人)」も多いことに驚きました。屋外だけでなく屋内も危ないのですね。野球部、ラグビー部はトレーニングがハードで、指導が厳しいことも理由の一つ??

 

このpdfでは「35度以上では運動は原則禁止」と紹介されていますが、そうしますと、夏休み期間中のスポーツは、ほぼダメってことですよね?運動できるのは、早朝からお昼前くらいの時間帯でしょうか?

 

 

さらに、月別で表示されている「学校の管理下の熱中症の発生傾向」のデータによりますと、主に7月と8月に事故が発生しているようです。

 

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「学校の管理下の熱中症の発生傾向」

 

http://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuusyo/nettyuusho_3.pdf

 

 

 

7月と8月に集中しているというのは、暑さという点でもそうですが、夏休みで授業がなく、放課後や土日だけでなく、毎日、部活動の練習に没頭していて、運動する期間・時間そのものが長いというのも、熱中症になりやすい理由なのだと感じます。

 

夏休みの過ごし方…個人的には、涼しい図書館でたくさん読書できるのが一番でしょうか。あとは、公民館などの公共施設で、将棋や囲碁といった趣味の集まりで、新しいことに挑戦できたりすると嬉しいですね。

 

せっかくの長期休暇、学校以外の社会(大人とのコミュニケーション)、授業で学べない範囲の知識(価値観)や、芸術・文化に触れる機会(経験)があった方が、新学期が新鮮に感じますもんね。友達と話すことも増えて、学校生活を楽しく過ごせるようにも思います。

 

 

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