10歳の中島芭旺さんが書いた哲学書『見てる、知ってる、考えてる』を読む

 

 

読書書籍:見てる、知ってる、考えてる

 

 

昨年12月7日、日本テレビさん放送の「スッキリ!!」で紹介されていた11歳の哲学者・中島芭旺(なかしまばお)さんの本。茂木健一郎さん、小林麻耶さん、安倍昭恵(首相夫人)さんといった著名人が絶賛、10歳の頃に書いた哲学書(自己啓発本)の含蓄ある言葉が話題になっているということで、お取り寄せしました。

 

 

f:id:hann3:20170206103040j:plain

 

 

心に響くメッセージ、芭旺さんが背負っているもの(悲しみ・苦しみ)の重さを感じます。

 

9歳の頃から、「悩んでいた自分にプレゼントするために」書き綴っていたという言葉。自分のまま、あるがままでいると、世界が自分を拒絶する。無理して合わせて、押し殺して生きる。一つ一つの言葉の背景に、受け入れてもらえない生き方(価値観)、辛すぎる現実に対して「許してほしい」という叫び声、SOSのような印象を受けました。大人びているように見える(演じている?)のは、甘えたい気持ちの裏返し?

 

 

f:id:hann3:20170206103428j:plain

 

 

番組でも紹介されていましたが、この本の巻末の「バオ君の本が生まれた理由(サンマーク出版編集長 高橋朋宏)」に、出版の経緯が詳しく紹介されていますね。

 

バオさんが、出版社さんのフェイスブックへ送ったメッセージ…SNSがきっかけで出版されることになったとのこと。この本が出版されたことはバオさんにとって「これで良いんだ」「辛いことに耐えたからこそ世界が広がった」という救いに感じました。

 

ただ、「10歳なのに、こんなに深く考えている」というのが出版社再度のコンセプト(ウリ)なのだと感じますが、「10歳の子に、こんな風に考えさせてしまう周囲の環境(家庭・学校・社会)とは、どんな状況なのか?」と心配になってしまう。

 

 

 

見てる、知ってる、考えてる

作者: 中島芭旺
出版社/メーカー: サンマーク出版
発売日: 2016/08/22
メディア: 単行本(ソフトカバー)

[asin:4763134779]